滋賀県議会が「交通税は慎重に」との決議を可決!
- 喜多G13

- 1 日前
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令和8年3月19日、滋賀県議会において画期的な決議が可決されました。
その名も「『交通税』および滋賀地域交通計画に対する決議」(決議第1号)です。
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決議の内容をわかりやすく解説します
決議文は、まず公共交通の維持が「喫緊の課題」であることを認めています。鉄道・バス・タクシーの利用者が減少していること、国が地域公共交通計画の策定を求めていること――
問題は、その「課題への向き合い方」です。
決議はこの点について、県当局の姿勢を次のように厳しく指摘しています。
① 計画の内容に現実味が乏しい
「誰もが行きたいときに行きたいところへ」というビジョンは聞こえが良いですが、実現可能性についての根拠は十分に示されてきませんでした。
② 知事が「交通税導入ありき」で動いてきた
計画の検討が始まる前から、三日月知事が報道を通じて交通税導入を表明してきました。
①の実現性への疑問についても併せて考えると「計画は交通税導入のためのもの」と疑われても仕方がありません。決議もこの点を「強く疑念を持たれる状況」と明記しています。
③ 議会や県民への説明が不十分・拙速だった
策定時期ありきで、議会への説明や県民政策コメントの募集時期に「無理があった」と決議は指摘しています。
(滋賀県減税会補足)実際、パブリックコメントには400件を超える意見が寄せられ、その多くが反対・懸念を示すものでした。うち、明確な交通税反対意見は99件、賛成は2件のみでした。
④ 原案を大幅修正したのに、修正案について県民の意見を聞かなかった
これは大きな問題です。県は原案を大幅に修正せざるを得なくなりましたが、その修正後の内容について、改めてパブリックコメントを実施しませんでした。にもかかわらず「新たな税の検討」という文言は引き続き残されており、決議はこの「一貫性のない姿勢」に「大いに疑問を抱く」と明記しています。
決議の結論
こうした問題点を踏まえ、県議会は最終的に次のように県当局に求めました。
「交通税」の導入に固執することなく、本県の交通のあるべき姿に向けて、予断を排して真摯に検討されるよう強く求める。
「固執するな」「予断を排して」という言葉は、非常に力強いメッセージです。県議会が、交通税導入ありきの姿勢に正面からNOを突きつけたと言えるでしょう。
賛成したのは誰か、反対したのは誰かがとっても気になりますね!
県民の声が議会を動かしました
この決議が生まれた背景には、多くの県民の皆さんの声があります。
400件を超えるパブリックコメント、そして県民の疑問――そういった声の積み重ねが、この歴史的な決議につながりました。
滋賀県減税会としても、早く凍結していただきたい想いは強いですがその前段階として、この決議を大変重く、また心強く受け止めています。
交通税は廃案(凍結)を!
ただし、決議はあくまで「交通税導入に固執するな」という要求であり、交通税の完全な白紙撤回を約束するものではありません。今後、知事や県当局がこの決議をどう受け止め、どう動くかを、引き続き注視していく必要があります。
7月には知事選も控えています。交通税は間違いなく選挙の争点となるでしょう。
滋賀県減税会は引き続き、県民の皆さんへの情報発信と、議会・行政への働きかけを続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。



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