減税実現への強力な武器!無料のGemini DeepResearchで政治家を調査しよう
- 喜多G13
- 3月27日
- 読了時間: 4分
更新日:4月4日

私たちが目指す社会を実現するためには、政策をしっかりと理解し、共感できる政治家を選ぶことが非常に重要です。
ですが私たちが求めるど真ん中の政治家はほとんどおられないのが現状です。
そんな中、少しでも自分たちの考え方に近い方、そしてその考えや価値観を政策に落とし込み実現する力がある方を選びたいものですよね。減税会の皆様にとっては、議員候補に直接会ってインタビューする機会もあることでしょうが、相手の過去や価値観・方針をまったく把握せずお会いすることも出来ません。それなのにアポは急にとれるもの・・・
でも忙しい毎日の中で、個々の政治家の情報を深く掘り下げるのはなかなか難しいですよね。
そこで今回は、皆さんの強力な武器となる、Googleの最新AI「Gemini」の無料のDeepSearch機能を使った、効果的な政治家調査の方法をご紹介したいと思います。何故一番流行ってそうなChatGPTでないのかというと、2025年3月27日現在、ChatGPTではこのDeepReseachは有料版でしか使えないからです。
先に注意事項!
現在、このDeepResearch機能はいちアカウントにつき、月に10回までしか使えません。
ChatGPTの同機能もPlus版でも月10回までです。
調査例
例として2025年4月の彦根市長選挙に出馬表明された2名について調査した流れをお伝えします。調査指示の全文はこの記事の最後に記載します。
出力された結果はこちら
まず一回ざっと見てみてください。これが簡単な指示で10分くらいで出てくるなら楽ではないでしょうか?
1. Geminiに登録してみよう(簡単ステップ)
Geminiの利用はとても簡単です。
Googleアカウントを用意: まだお持ちでない方は、無料で作成できます。
Geminiのウェブサイトへアクセス: Googleで「Gemini」と検索します。
ログイン: Googleアカウントでログインします。
利用開始: これだけで、すぐにGeminiを利用することができます。
2. Geminiのモードについて
Geminiには、用途に合わせていくつかのモデルがあります。
基本的な検索や質問応答に加えて、質問に対してより高度な推察を加えて回答するモデルの他、より深い情報探索を可能にするのが「DeepResearch」モデルです。
左上のGemini▼のところからモデルを切り替えられます。
これでDeep Researchを選択します。

3. DeepResearchで特定の政治家候補の情報を調べる方法
それでは、実際にGeminiを使って、特定の政治家候補の情報を調査してみましょう。
ぶっちゃけ、DeepResearchで「山田やまお氏について、政治家として調査してほしい」と指示するだけでも、ニュートラルなそれなりのレポートが出てきますが、ここでは、皆さんが普段意識している点を中心に情報を集める方法を解説します。
調査対象の政治家候補:A県山田やまお氏
以下の質問例を参考に、改変して、Geminiに一気に指示全文を送信すると知りたいことがより解るのではと思います。
―――ここから―――
A県の山田やまお氏(元衆議院議員など、個人特定できるよう情報を記載)について以下を調査してほしい。
1*これまでやってきた政策とその結果
2*過去約10年分の重要発言、公約など
3*税制(増税や減税について)と日本の様々な規制についての考え方
4*その他政治的信念や価値観の在り方。
国防と自衛隊、公共事業、財政、脱炭素、環境、公共交通、福祉、、ジェンダー平等、小さな政府論など
5*政治家としての懸念点や過去の問題などがあれば
1~5をまとめてほしい。
さらに最後に、要点をまとめた表を表示してほしい。
情報元へのリンクもレポート最後に表示してほしい。
―――ここまで―――
ここまでの内容を一気に、「Geminiに相談」というテキストボックスに入力して送信します。

すると、数秒~十数秒程度で調査計画を考えて表示してくれます。
※以下は2名分一気に調査してもらっています。調査回数消費は1回で済みますから(笑)

内容を確認して、変更したいと思ったら計画を編集ボタンを押して要件を付け足し、特にそのままで良いと思うなら「リサーチを開始」送信ボタンを押します。数分待てば調査資料の完成。画像でボタンが灰色なのは既に終わった調査の物だからです。
先ほどの質問だけでも十分なデータが出てきます。
それだけでなく、情報源も表示してくれますので、情報の精査もしやすいのです。
もちろんAIが出す回答のすべてが正しいわけではなく精査が必要とはいえ、自分が理解する上でネットなどにある情報とそのソースが最低限以上、まとめて分かりやすく出てきたら楽ですよね。
レポートが長すぎて読めない!と思ったら、「A4用紙2枚程度にまとめて」とか「税金と規制についての内容を中心にまとめて」と再度指示するか、まとめの表のところだけ読むかすればよいと思います。
まずは現在、参院選に立候補を表明しているあなたの都道府県の立候補予定者に対して調査してみましょう。
私が2025年彦根市長選挙候補者リサーチを依頼する時に書いた指示文章はこちら
首長選挙なんで、国債などの話はいったん消しても良かったかな?
もっと良い質問があれば教えてください。
Comments